【社員インタビュー #4】SaaS導入で企業を支援する「サーバーサイドエンジニア」いりいさんに色々聞いてみた!

【社員インタビュー #4】SaaS導入で企業を支援する「サーバーサイドエンジニア」いりいさんに色々聞いてみた!

みなさん、こんにちは。クラスメソッド採用担当の徳山です。

今回の社員インタビューはクラスメソッドのSaaS導入コンサルティング事業において「サーバーサイドエンジニア」としてご活躍されているいりいさんにインタビューさせていただきました!

いりいさんのプロフィール

今までの経歴

工業系大学の情報学科を卒業した後、新卒で鉄鋼関係の会社に入り、総務経理 兼 社内SEを担当しておりました(ちなみに、少しだけ工場で鉄を切ったりもしました)。事務職と社内SEの仕事を半々くらいでやってましたね。

「もっとシステム開発に関わっていきたい」といった気持ちが芽生えたのは、古いシステムをより効率的にするために新しいシステムを自分で作って提案したところ採用されたといった出来事がきっかけです。その時に、システムが自分の手で組みあがっていくことに対する楽しさを感じ、2社目に転職し、開発エンジニアとしてのキャリアを歩み始めました。

その後は数社でWeb系の基幹業務システム開発・運用のお仕事をしたり、ほぼゼロから内製開発チームの立ち上げに関わったり、エンジニア採用業務をかじったり色々経験し、2022年10月にクラスメソッドにご縁あって入社しました。

クラスメソッドへの入社理由

実はあまり転職は考えていなかったのですが、応募のきっかけとしてはクラスメソッドから来たスカウトメールでした。 元々DevelopersIOを通してクラスメソッドは知っていて、ブログ運営から記事の質・量ともにすごいなと思ってました。 Zennの買収についてのSNSでの反応を見ていた時にも、好意的な反応ばかりで実際いい会社なんだなというのも感じてましたね。

カジュアル面談や選考を通して 「技術力の高い人と一緒に仕事をしていくことでエンジニアとして、もう一段階成長できそう」 「クラウド分野のスペシャリティを身につけていけそう」 というのが実際に感じられたので、入社を決意しました。

ちなみに、元々応募していたのがゲーム関係のポジションということもあり、将来的にゲーム業界の仕事ができるというのがあったのも入社の理由です。 実際に、現在ゲームの仕事もできております!

※参考※ いりいさんがかかわったゲーム開発案件事例

Nintendo Switch™のゲーム「ファッションドリーマー」の開発支援事例

入社してみて感じたこと

まず、裁量が与えられるので仕事がしやすいと感じました。 仕事がしやすいのはもちろん、必要なことをやっていれば、業務時間内に技術を試してもいいし、ブログを書いてもいいし、有効に時間を使える環境だなと思っております。

また、入社する前にも予測していたところではありますが、優秀な人が多いというのはやはり感じました。 部署内のメンバーはもちろんのこと別部署の人とも仕事でかかわる機会があるのですが、皆さんプロフェッショナルで自身の専門分野に圧倒的な知見があるので日々勉強になって良い刺激を受けております。しかも、みなさん親切に教えてくれているので安心して業務に携わることができているなというのも感じているところです。

SaaS導入支援におけるサーバーサイドエンジニアの仕事内容について教えてください!

現在、私の部門では以下のSaaSサービスにおけるSaaS導入コンサルティング支援を行っております。

  • Okta(統合認証サービス)
  • Twilio(クラウドコミュニケーションプラットフォーム)
  • Zendesk(統合型カスタマーサービスソリューション)
  • TiDB(クラウド型の分散型データベース)
  • Momento(高速キャッシュサービス)
  • Kong(ワンストップAPIソリューション)
  • Game Server Services/GS2(ゲーム開発特化型バックエンド機能提供サービス)
  • Incredibuild(ビルド高速化サービス)
  • ThinkingData(ゲーム特化型データ分析ソリューションサービス)

主なお仕事としては

  1. 導入コンサルティング/支援
  2. 開発
  3. トレーニング
  4. サポート

となります。

【1】導入コンサルティング/支援

各SaaSを導入するにあたって、まず、導入コンサルティングとしてヒアリングから提案~設定までを行っております。

私は主にZendeskの導入支援を行っているのですが、まず、お客様のご要望やSaaSを導入する目的、SaaSを導入することで期待する成果についてヒアリングを行います。そして、ヒアリングした内容をもとにお客様の課題を解決するためにSaaSをどのように活用するのが良いのかコミュニケーションとをりながら、要件定義~設定内容のご提案を行い、内容を合意した後はお客様の環境に入って必要な導入設定まで一連の流れを自身で行っております。

お客様がビジネスのコアバリューに注力できる環境を提供するのが本ポジションのミッションでもあるので、時には複数のSaaSサービスやクラウド化を組み合わせた場合のベストプラクティス提供、環境構築、PoCなども行っております。

【2】開発

導入コンサルティングする中で、開発も行うケースも多いです。私が担当しているZendeskでもカスタマイズの要望は結構あって、その時にコードを触りますので、プログラム(コード)を触る機会は結構あります。

担当するSaaSによってはログイン画面の開発や認証認可部分の開発、Webアプリ自体の開発を行ったりもしてます。

使う技術は様々で、お客様の要望に応じて提案しながら進めているのでいろんな技術に携われる環境ではあります。 一例をあげると、言語/FWについてはTypeScript・Go・PHP・JavaScript・Express.js・Node.jsなど。AWSサービスについては、DynamoDB・APIGateway・Cloudfront・S3などがあります。ちなみに生成AIとかも活用しながら業務を行っております。

【3】トレーニング

導入後はお客様のご要望に応じたトレーニングを実施しております。 よりよくSaaSを活用いただくことでお客様が本来のビジネスに集中できるようになることが重要なので、お客様がSaaSをより理解・活用して自走できるようトレーニングを行っていきます。 お客様にわかりやすく伝えるためにどうしたらよいか考え、お客様に合わせて工夫しながらトレーニングの実施をしております。

【4】サポート

お客様がSaaSを活用・運用される中で、「使い方がわからない」「この新しい機能について教えてほしい」「設定を変更したいので教えてほしい」等のご連絡をいただくことがあります。お客様により良くSaaSを使っていただくためにこのような導入後のサポートまで自分自身で行い、一気通貫でお客様のご支援を行っております。

導入からサポートまで一気通貫でお客様に併走するからこそ、お客様への価値提供ができている実感をより持てるといった部分は仕事のやりがいにもつながる部分があるのかなと感じております。

チームの体制や雰囲気は?

部門全体では営業の方含めて15人ほどの組織になります。その中でエンジニアは7名と結構少数精鋭でお仕事を行っております。

チームの雰囲気としては和やかな感じですね。和やかな雰囲気でありつつ、仕事においては「お客様の目的は何なのか深く考えて仕事をしているか」「仕事をしてどのような結果にもっていくのか」「ターゲット設定したうえで次の1年で何をしていくか」など、お客様によりよい価値の提供を追及しているからこその良い意味での厳しさはあります。マネージャー/リーダーだけではなくメンバーも自分の担当しているSaaSのP/Lをきちんと見ていたりするので、技術面だけではなくビジネス面でもすごく学びのある環境だなと思っております。

ちなみに、どのSaaSを担当するかは自分で手を上げられる環境です。現状は一人当たり複数のSaaSを担当してますね。仕事をする中で困ったことがあれば、チャットでさらっと聞いたりなど、ヘルプを出しやすい環境でもあるので、安心感を持ちながら仕事を進められるなというのは感じております。

仕事の楽しいところ・難しいところは?

SaaSサービスの導入ということで「お客様にすぐ成果/価値を届けることができる」というのは楽しさにつながってますね。

お客様にも効果を実感していただけているのを肌で感じますし、きちんとお客様からのフィードバックも得られるので価値提供の実感が持ちやすいです。あと、特定のお客様や業界だけではなく、いろんなお客様とかかわる機会があるというのも色んな課題や環境を知れるので楽しく思えるところですし、SaaSサービスの進化をいち早く見れるところも楽しいと感じます。特に最近だと生成AIの技術がどうSaaSサービスに使われているかを見たり、新しい技術がどのように役立っていっているのかをいち早く実感できるところは自分にとってもすごく学びになる部分です。

逆に難しいと感じるのは、要件がうまくマッチしない時どうやってお客様の要望とすり合わせをしていくかといったところですね。

例えば、カスタマイズしたいという要望があるけれども、要望をすべて叶えるとコストや運用工数面でデメリットも発生するといったときに、お客様の要望や提供すべき価値を鑑みてどのように話し合いを進めていくかというのはやりがいではありつつ、やはり難しさは感じる部分になります。ただ、難しさを感じる分、お客様に喜んでもらえた時の嬉しさはひときわだなとも思います。

SaaS導入支援におけるサーバーサイドエンジニアに合っているのはどんな人?

  • SaaSを触る(機能をいじり倒す)のが好きな人
  • 試行錯誤を楽しめる人
  • お客様への価値提供を実感したい人

に合っているポジションだと思います。

SaaSのことを詳しく知らないといけないポジションではあるので、機能をいじり倒して知見を得ていくのが好きな方だったり、試行錯誤するのが楽しいという人だったり、先ほどもお話ししましたが、お客様にすぐに価値を提供できる仕事でもあるので、価値提供を実感したいという思いを持っている人は楽しんでいただけるのではないでしょうか。

SaaS導入支援におけるサーバーサイドエンジニアのお仕事はお客様の要望に基づいて提案をしていくので、提案力がつくのはもちろんのこと、お客様とお話をしながら調整をしていく能力も伸びると思います。また、外資系のSaaSが多く英文を読み解く力もつきますし、それをかみ砕いて相手に伝える力も磨かれると思います。

最後に

以上、いりいさんへのインタビューでした!

余談ですが、いりいさんは猫ちゃんも大好きで、社内でおこなわれた「にゃんこもふもふ!LT大会」でも猫ちゃん愛を存分に語られていました。

いりいさんが従事されている「サーバーサイドエンジニア(クラウドネイティブ開発)」ポジションについては現在、絶賛募集中となっております!

もしご興味をお持ちいただけましたら下記リンクよりご応募頂けますと幸いです。

▶サーバーサイドエンジニア(クラウドネイティブ開発) 募集要項

皆様のご応募をお待ちしております!

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